高耐久サイディングの外壁塗装|難付着の下塗りとコーキング上のひび割れ対策

こんにちは!エビサワペイントの海老澤です。

今回は、難付着の高耐久サイディングボードの塗装をご紹介します。

皆さん、新築のときにメーカーさんや工務店さんから「この外壁は汚れが落ちやすいですよ」「苔が生えにくいですよ」

と説明を受けた覚えはありませんか?

もしかすると、ご自宅の外壁にも特殊なコーティングが施されているかもしれません。

こうした外壁は、塗り替えの際に下塗り材の選定に注意が必要です。

そのような外壁で特に気を付けたいのが、下塗り材の選び方です。

丈夫な外壁だからこそ、塗り替えの際にも、その表面に合った施工が必要になります。

外壁面とコーキング部分で下塗りを使い分けた工程も、写真と一緒にお伝えします。

目次

高耐久サイディングは、塗り替え時の密着に注意

高耐久サイディングの中には、表面に特殊な加工が施され、塗り替え用の塗料が密着しにくいものがあります。

こうした外壁を「難付着サイディング」と呼びます。

見た目がきれいだから、いつもの下塗りで大丈夫。そう判断してしまうと、塗装後の剥がれにつながることもあります。

まずは外壁の種類や既存塗膜の状態を確認し、対応する下塗り材を選びます。

高耐久サイディングの表面には、光触媒・無機コーティング・フッ素コーティングなど、さまざまな加工が施されています。見た目だけでは判断しにくいため、外壁の種類や表面の状態を確認し、それに合った下塗り材を選ぶことが大切です。

チョーキングが少なくても、目地や窓まわりは確認

高耐久サイディングは、手で触ったときに白い粉が付く「チョーキング」だけでは、塗り替え時期を判断しにくい場合があります。

外壁の表面だけでなく、コーキングのひび割れや剥離、ボードの反り、欠けなども確認が必要です。

「粉が付かないから、まだ何もしなくて大丈夫」とは限りません。

特に目地や窓まわりは、外壁とは別に傷みが進んでいることがあります。

塗装前の高圧洗浄|凹凸の奥まで丁寧に

まずは外壁に付いた汚れを洗い流します。

今回のように凹凸がある外壁は、溝にも汚れが入り込みます。

洗い残しに気を付けながら、一面ずつ進めていきます。

ただし、水圧は強ければいいわけではありません。外壁やコーキングの状態に合わせ、距離や当て方を調整します。

洗浄後は乾燥を確認してから塗装へ進みます。

下塗り材が適切でも、汚れや水分が残ったままでは安心できません。

外壁面は難付着に対応した下塗り材で施工

外壁面には、難付着サイディングに対応する下塗り材を使用します。

今回使用したのは、シーカジャパンの「メンテプライマーTN」

気を付けたいのは、「シーラーなら何でも同じ」ではないこと。対応できる外壁や既存塗膜は、製品によって異なります。

施工中も、出っ張った部分だけに材料が付き、溝の奥が塗り残しにならないように確認します。

仕上げの塗料にどれだけ良いものを選んでも、その下がしっかり密着していなければ意味がありません。

見えなくなる下塗りこそ、丁寧に進めます。

コーキング部分は微弾性フィラーで下塗り

今回、コーキング部分は外壁用シーラーの塗布を避け、微弾性フィラーで下塗りしました。

コーキングは、外壁の動きに合わせて伸び縮みする部分です。

その上の塗膜が動きについていけないと、表面にひび割れが出ることがあります。

そこで今回は、コーキング部分の動きに配慮し、外壁面とは下塗りを使い分けています。

ただ、微弾性フィラーを塗れば必ず割れなくなる、というものではありません。

コーキングの種類や乾燥状態、下塗り・上塗りとの相性を確認することが前提です。

外壁も目地もまとめて同じ材料で塗るのではなく、それぞれに合わせて施工します。

中塗り・上塗りは、乾燥時間と塗り残しに注意

下塗り後は、中塗り・上塗りへ進みます。

今回使用したのは、シーカジャパンの「スーパーセランフレックス」

凹凸のある外壁は、同じ方向から見ていると塗り残しに気付かないこともあります。角度を変え、溝の奥や窓際まで確認します。

塗り重ねる際は、材料ごとの乾燥時間や施工条件を守ります。

表面を触って乾いているからといって、すぐ次を塗れるとは限りません。

工程を急がず、一回ごとの塗装をきちんと仕上げていきます。

今回使用した材料はこちら

シーカジャパンの「スーパーセランフレックス」です。

紫外線や雨風に強い耐候性と、柔軟性を兼ね備えた無機系塗料です。耐久年数25年の超高耐候塗料です!

塗膜がしなやかなため、コーキング上の塗膜のひび割れリスクを軽減できるのも特徴です。

また、汚れが付きにくく、付着した汚れも雨水で流れ落ちやすい性質があります。

カビや藻の発生も抑え、塗り替え後のきれいな外観を長く保ちます。

高耐久サイディング「難付着外壁」の塗装が完了しました

こちらが塗装後の外壁です。

外壁の凹凸を残しながら、すっきりと仕上がりました。

難付着サイディングの塗装では、仕上げの色や塗料のグレードと同じくらい、下塗りの選定が大切です。

コーキング部分も含め、どこに何を塗るかを考えて施工しています。

宇都宮市や周辺地域で「高耐久サイディングは塗装できる?」「うちの外壁も難付着?」

と気になっている方は、エビサワペイントへご相談ください。実際の状態を確認し、必要な工事を分かりやすくご説明します。

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